自主規制の強まっている銀行カードローン

近年ではコマーシャルでもどんどん宣伝しているので、消費者金融だけでなく銀行でもカードローンのサービスを行っていることは広く知られているでしょう。

少し前まで「最短30分・即日融資も可能」といった宣伝コピーを打ち出していました。しかしある時からそのようなコピーがコマーシャルでもあまり聞かれなくなりました。実は銀行ではカードローンの自主規制を強めています。その中で即日融資を廃止して、より慎重に審査をする傾向が出てきているのです。

過剰貸し付けが問題視されている

なぜ自主規制を行うようになったのか、それは近年の貸付残高にあります。銀行の貸付残高を見ると2016年で約5兆6000億円です。これは5年前と比較すると7割も増加しています。金融庁の調査によると、平成12年あたりから銀行カードローンの貸付残高が増え始めました。そして平成14年には消費者金融よりも多くなっているのです。

銀行カードローンは消費者金融のように総量規制に縛られません。しかしこのように貸付残高が急速に増加したため、周辺から「過剰貸し付けを行っているのではないか?」という疑問が出てきているのです。実際日本弁護士連合会というところの調査によると、いくつも申込者の返済能力を超える貸付が行われていたと指摘されています。

このような背景もあって、今後は銀行カードローンもより厳しく審査をするとみられています。その一環として、即日融資のようなスピーディな手続きは今後行わないとしているようです。